年金のウソ〜年金積立金が消えている

 年金のウソ―隠される積立金147兆円は、社民党の衆議院議員、保坂展人氏が書いた本です。出版は2004年ですが、今の年金問題にも十分対応できる優れた内容の本です。この本を書いた当時、保坂氏は選挙に落選して浪人中でしたが、議員時代にその権限を使って調べ上げ、この本を書きました。

 私たちが苦労して納めた年金が、役人や政治家の利権にいかにいいように利用されてきたか、そしてムダに年金資金が使われてきたことで、今どのような状態になっているかが、この本を読むととても詳しくわかります。

 「年金は、世代間の助けあい」。こんな言葉は役人のごまかしに過ぎません。実際には147兆円もの年金積立金がこの国には存在するはずなのです。これだけの積立金があれば、ただでさえ生活の苦しい現役世代が、これ以上の負担をする必要はないはず。なのになぜ、毎年年金保険料の負担が重くなっているのか?

 実はこの国の年金積立金は、ムダな公共事業を行ったり、グリーンピアに代表されるような保養施設を建設したりするための財政投融資として使われてしまっているのです。

 なぜそんなことになるのか、そして年金の本質的な問題は一体どこにあるのか、この本を読むととてもよくわかります。私がこのブログを作るきっかけになった本です。ぜひ、多くの人に読んでいただきたいと思います。

 いわゆる「消えた年金」は、納付記録がわからなくなっているだけではないこと、そして本当に年金のお金が消えてなくなってしまっているのだということがよくわかりました。

 あまりにも情けないこの国の年金制度。そして怒りを覚えずにはいられない内容です。覚悟してお読みください。




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